ご報告


父が亡くなりました。

令和4年8月26日、87才の長い人生を終えて、
安らかに眠りにつきました。
昨日、8月29日に近親者のみで葬儀を執り行いました。
生前お世話になった皆さま本当にありがとうございます。
そして私の友人の皆さま、こんな形でのご報告申し訳ありません。

沢山の思い出がある中ではっきりと覚えている親父の顔。

免許を取って1ヶ月でクルマのドア1枚ダメにした時の呆れ顔。
テニスコーチになろうと決めて、夜勤明けに話をしようと近所のファミレスに誘ったものの、
言い出せずに世間話をした時の優しい顔。
けっきょく家に帰ってから打ち明けた時の心配そうな顔。
孫を12年振りに膝に乗せた時のとろけた笑顔。

シミだらけだけど、いつもデカい背中でした。
身長で上回っても、超えられない壁でした。
いつまでたっても親父には生意気なことが言えない、なんとなく怖い、それは畏怖というんだよ、
と、いつか誰かに言われたことがあります。
怖れというより尊敬の念だと。
私にとっては、尊敬する岡部家の王でした。

三男でドラ息子で迷惑かけっぱなしだったけど、ギリギリで孫の顔も見せられたし、
ちょっとは親孝行出来たかな。

心配ばかりかけてすみません。
大きなケガや大病をしない強い身体をくれてありがとう。
これからも強く楽しく生きていきます。
他にも言いたいことは山ほどあるけど、良くわかりません。

今はどうか安らかに。

長文失礼いたしました。

 

文豪R

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